羽咋ドローンズ

石川県羽咋市で活動中のドローンチーム。

空撮ドローン

HolyStoneの新型はGPS搭載1080pドローン!

まだ発売開始前ですが、現在FacebookのHoly Stone Club JPにてマーケット担当者さんに申し込めば半額で購入可能です。

HolyStoneはその大半の製品が中国メーカーのOEM製品。なんとわざわざ日本市場向けにローカライズしての販売ですので、国内電波認証についても安心ですね^^

HolyStone製品Amazonはこちら

では、大元となっている製品は何かを探してみましょう。といっても、普段からそれなりにチェックしている私ですので、HolyStoneClubで上の写真が出た瞬間にわかってしまっているのですが。

SJRC Z5 5G Wifi FPV With 1080P Camera Double GPS Dynamic Follow RC Drone Quadcopter - Black Two Batteries 1080P

こちらZ5は、

  • 5G Wi-Fi 1080p版
  • 2.4G Wi-Fi 1080p版
  • 2.4G Wi-Fi 720p版

のラインナップだと思います。
日本では屋外での5G Wi-Fi、飛行体からはなおのこと違法だそうなので、間違えてそっちを買うと痛い目にあいそうです。HolyStoneの新型ドローンDE25は2.4G 1080pの方だと考えられます。憶測だらけで恐縮ですが、Wi-Fiによる映像伝送品質は720p。本体にSDカードスロットがあり、そちらに1080pにてH.264フォーマットでmp4動画が保存されるパターン。
そして残念にも25fpsと思われます。30fpsでは無いはず。

静止画メインな空撮であれば大満足となるはず。

写真の解像度も動画同様1920x1080pとなっています。Tello以下の静止画品質ですが、インスタグラムなどにちょっと投稿するくらいなら充分なクォリティだと思います。

カメラアングルも遠隔操作により90度の範囲で可動。
モーターは1020ブラシモーターギアダウン方式。
バッテリーは7.4V 1200mAh。
リモート距離はカタログ値で600m。
Wi-Fi伝送距離は2.4G 1080pタイプで120m〜15m。ちなみにこれが5G版ですと、300m〜400mとなっています。
GPS/GLONASSによる確実なポジションホールディング。
GPSフォローイング30m
イメージフォローイング3〜10m
ハンドジェスチャー1〜3m

SJRC Z5 5G Wifi FPV With 1080P Camera Double GPS Dynamic Follow RC Drone Quadcopter - Black Two Batteries 1080P

コントローラーもデザインなかなか。機能面も充実しているのがわかります。

スマホアプリのアイコンで主たる機能が垣間見えます。

畳むとかなりコンパクト。

アームを広げてフライト可能。

そして惜しい!残念な…

重さ242g

航空法に抵触する無人航空機となります。
飛ばす際は法関係をはじめ、許可やマナーについて充分注意願います。
無保険での飛行はやめましょう!

海外では既にレビューもあがっています。公式PVは盛りがはいりまくってますので、ここはレビュアーの映像と評価を信頼すべきです。

でも一応参考に公式PV

で、こちらがYouTubeからの拾い物つづきですけど、JD Quadさんのレビュー。

んー海外での価格帯として1〜1.5万円という事になるのですが、これ、もうひと頑張りするとブラシレス版があるんですよねー。

SJRC F11 GPS 5G Wifi FPV With 1080P Camera 25mins Flight Time Brushless Selfie RC Drone Quadcopter - Black Three Batteries 1080P Without Storage Bag

しかしこちら、問題は5G Wi-Fi 1080pしか選択肢が無いんです。HolyStoneとしてはこちらを扱いたかったのかも。なにせブラシレスですからね。HS700は私には不思議に思えるんですが人気ありますw
ちなみにこちらもカメラは90度範囲での遠隔操作が可能。Wi-Fiカメラモジュールについては、Z5の5G Wi-Fi 1080p版のものと共通なのではないかと思います。つまり、Z5の2.4G Wi-Fi 1080p版のカメラと入れ替えてしまえば、なんとかなるとか(そもそもそのモジュールが技術適合通ってないのでしょうけど)。

これは買い?

はっきり言いましょう、スルーです。

カメラ映像が30fpsならまだしも25fpsでジンバルも、ブレ補正も無いのであれば、不満はきっと残る事でしょう。1020ブラシモーターにも消耗品としての限界があります。ギアダウンでしょうから、販売側は予備モーターの用意もしておいた方が良いでしょうね。すぐ焼きますよ。

悪魔に魂をうってしまえばより優れた同価格帯ドローンは既にあります。

JJRC X9 Heron GPS 5G WiFi FPV with 1080P Camera Optical Flow Positioning RC Drone Quadcopter RTF - White One Battery

表面的な性能は、先程のF11と大差ないです。ですがこちら、

2軸ジンバル搭載

です。
残念要素は

  • 5G Wi-Fiしか選択肢が無い
  • 重さ250g

機体の外観的には手軽に飛ばせそうですが、残念にも航空法が適用されます。現時点で国内電波認証未取得です。

今最も注目すべきはやっぱりHubsan ZINO

ついに技適通したそうです。Amazonでは既に販売が始まっているみたいですね。

Banggoodでも発売中ですが、こちらは今技適関係について問い合わせてもらっています。

Hubsan H117S Zino GPS 5G WiFi 1KM FPV with 4K UHD Camera 3-Axis Gimbal RC Drone Quadcopter RTF - Three Batteries With Storage Bag

Hubsanは直販サイトもあります。確か送料無料だったような。

The Hubsan Official

バッグがついているのかは不明ですが、Amazon価格よりも安いですから、メーカー直販が有利かもしれませんね。技適マークについては問い合わせて念押ししておくべきだと思います。

空撮機って、中途半端な機能のものを買って、それを自分の理想へと近づけるべく試行錯誤を繰り返すのも楽しいと思います。
ただ、現状としては屋外で、不特定多数が存在する屋外で、迷惑やマナーに気を使いつつ、覚えのない言いがかりに怯えつつ飛ばさなければなりません。
それを思うと、諸手を挙げてこのジャンルをおすすめしてよいものかに迷います。
「人(時として神)の上をものが飛ぶなんて失礼」
という、なんの宗教かわかんない「マナー」をいう人も居ます。
そう言われてしまうと、法律云々以前に相手の気を悪くしている事実がありますので悩みますね。

春には1080p 30FPSジンバル搭載なU199ドローンも登場しますし、いよいよトイドローンもCinemaクラスへと殴り込みがかかりますので、ホビーな方はそれがトイドローンのスタンダートになるのを待ってみるのはいかがでしょうか。


瓦屋です。屋根調査をドローンでしたかったのがきっかけでドローンを始めるも気がつけばドローン屋と言われる事が多くなっています。

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