もうMavic買えないならHubsanZINOを買おうか!
2018/12/06
Hubsan ZINO。今もっとも注目すべき空撮ドローンです。
・Hubsan H117S Zino GPS 5G WiFi 1KM FPV with 4K UHD Camera 3-Axis Gimbal RC Drone Quadcopter RTF
こちら公式動画です。
ドローンのメーカーはみなさんご存知DJIであっても、Hubsanであっても中国です(DJIが日本のメーカーだと思っている人が多数いるそうですので、間違えて居ても別に恥ずかしく無いです。という国だそうです日本は)。そしてそのプロモーションは大抵「盛り」が入ってます。ですので、単にメーカーが発表する公式動画の映像がたとえ綺麗であっても、飛びっぷりが美しくても、「まず信用しない」のが賢いドローンの選び方の一つだったりします。
Zinoは値段も魅力ですよね。人から「おすすめのドローン」を聞かれると、私はもちろん空撮機ならMavicProを推します。それと、Eachine E011。MavicProだけを買う事を私は許したく無いのです。スクールに行って飛ばせるチャンスは20万円〜30万円で10時間。たった10時間です。
羽咋ドローンズが月に1度、(いまのところ)無料で開催している練習会は12:00から17:00まで。みっちり飛ばせば5時間でしょうけど、真面目に練習して実飛行に換算すれば、1時間〜2時間でしょうか。1年間、練習会だけ参加し、飛ばせばやっと10時間か、といったところですが、羽咋ドローンズメンバーも、私も、練習会以外にももちろん飛ばして居ます。
私で言えば、MavicProは購入して1年が経ちましたが、実際はMavicProはあまり飛ばして居ません。それが「ネバークラッシュ・ネバーロスト」な理由なのかも知れませんが、それでも20時間はオーバーしています。中華フープは、ちゃんと記録しているわけではありませんが、100時間はゆうに超えて居ます。
その他レビューのため、デモンストレーションのため、練習のため、息抜きのため、飛ばし続けて居ます。単純計算しても500時間は超えてしまいます。今日もちょこっと飛ばしましたからねーw
それくらい飛ばしても、まだ自分では納得できるレベルではありません。「素質がない」ならドローンパイロットランキング1位には選ばれないでしょうし、努力していないわけでもないのは、わかっていただける方はわかっていただけると思います。
と、話がずっと逸れてますが、MavicProは10万円以上します。プラスE011なので10万円以上と3千円です。そんなMavicProと負けず劣らずな映像が得られるHubsan Zinoは、5万円(※どちらもスマホ別途なのでご注意くださいね。)。
よく耳にするのは、「ドローンを始めるのにいきなり10万円はきつい」というお言葉。
ごもっともです。
1万円程度のおもちゃのドローンはといいますと、所詮はおもちゃですので、得られる結果がみなさんご納得行かないようなんです。やはり、「ドローンによる映像」としてテレビで出ちゃっている以上、誰もがそれを望むのは当然ですよね。ですが、10万円はきつい。
その心理というか、マーケットを突いてきたのがHubsan Zino。先ほどのPV動画をご覧いただいた方は、その映像美と機能にご納得いただけたかと思います。正直、出来上がってる映像はもうMavicと区別が付きません。
では、次に、実際の機体をすでに手にしたレビュアーさんの動画をご覧ください。
はい、実際の機体も抜群の映像性能だと思います。PVは「盛り」ではなかったですね。
続いて機能面です。Mavicには「アクティブトラック」という、画像解析によるオート撮影機能がありますが、Zinoにも備わって居ます。それらを検証する動画が公開されました。
MavicにあってZinoにないもの。第一にあげられるのは「障害物回避センサー」でしょう。これも「私は」かも知れませんが、障害物回避センサーに撮影の邪魔(突然のストップや、まだ距離があるのにセンサー発動)はされても機体の衝突が免れた事は一度もありません。つまり、操縦技術と安全配慮さえしっかりしていれば、別になくても良い機能とも言えます。MavicとZinoの価格差はここにあるのかも知れませんが、安さを優先するのに何を削るかといえば、衝突回避かも知れません。カメラにジンバルが無くても良いからもっと安くしてという人はまず居ないでしょう。
Hubsan Zinoは現在日本国内向け仕様も用意しているため(電波法が邪魔をしているため)、発売が来年早々に延期されてしまっていますが、国際版はもうすぐ発売開始とのことです。
もちろん私はHubsan Zinoが初めて買うドローンになる人にも、E011は一緒に買うよう強く推しますよ^^
瓦屋です。屋根調査をドローンでしたかったのがきっかけでドローンを始めるも気がつけばドローン屋と言われる事が多くなっています。