子供達にFPV体験をしてもらうコスパの良いゴーグルEV800ゲッツ
2018/12/12
「まずは自分が使います」
公園でタイニーフープを飛ばしていて、子供達が集まってくるという事が今まで2回中2回の100%。
子供達に楽しんでもらう為にどうしようかな、と考えました。
子供達がやりたがること
1.ドローンの操縦
2.ドローンを追いかける、カメラに写ろうとする
3.ゴーグルでドローンの視点を楽しむ
だいたいこんな感じでした。
1のドローンの操縦については、小さい子供にいきなりドローンを操作をさせるのは難しかったです。
説明しようにもスロットル操作を覚えてもらうのが精一杯で(時間的にも子供的にも)
飛ぶ → 上がりすぎる or 風に流される → スロットル0で墜落させる の繰り返しになりました。
まぁ、それでも楽しそうでしたが、こっちはけっこうヒヤヒヤでした。
高度維持やオプティカルフローの付いたドローン、パロットマンボやTELLO(テロー)で飛ばしてもらうのがいいかな、と最初は思いました。
ただ、パロットマンボもTELLOもそれなりの値段がしますし、コントローラーがスマホ(マンボは別売りコントローラーがあるけど)なので、子供に体験してもらうには操作してる感がイマイチかな、と思っていました。
そうこうしながら、マンボもTELLOも買う決断はできずにいました。
2回目の公園では、ドローンを追いかけてカメラに写ろうとする子、ゴーグルでドローンの視点を楽しむ子(&大人)が多かったので、考えを変えてみました。
ゴーグルをいくつか持っていってドローン視点を楽しんでもらう方向で考えてみました。
ゴーグルを覗く男の子(上下反対だけどw)
新しいゴーグルを手に入れた
という事で、新ゴーグルをゲッツしました。
ちょうど今使っている自分のゴーグルに不満もありましたので(詳細は別途)良い機会です。
EV800です。
EACHINE社製のゴーグルで、性能に申し分なく、価格は安い。オススメです。
内容物。アンテナがパッケージと違うのは気にしないw
ボタン類。上部にBandとChを調整するボタンがなぜか2個ずつ。
FPVに充分な性能
性能については、まず画素数は800×480pxです。FPVの720×480pxの映像を圧縮なしで表現できる充分なスペックです。
画面の大きさは5インチ。ゴーグルを付けると眼の前がちょうど画面いっぱいになって没入感があります。
FPS(=1秒間のコマ数)はカタログやホームページには数値は載ってませんが、使ってみて充分だと思いました。
遅延も感じられず、FPVレースで高速でビュンビュン飛ばしたい人にも使えるゴーグルです。
それでいて値段は6,000円弱。コスパ最強です。
最初気になったのは、ゴーグルの下の隙間から地面が見えるのでFPVの没入感が削がれるかと思いましたが、実際にFPVやってみると気にならなかったです。
唯一の不満は画面上に表示されるチャンネル。
FR(A B E F R)とCH(1~8)は表示されますが、周波数(5805とか5740というった数字)は表示されないので、マニュアルに載っている周波数表はスマホで撮影しておいていつでも見れるようにすると良いでしょう。(一緒にFPVする仲間から「○○さん5805使って」等と言われた時に使います。)
というワケで、今回僕の目的がなるべく安くFPVとしての充分なスペックをという事でしたが、期待を軽く超えてきました。
更にこのEV800は画面だけに分離できます。
子供達がたくさんいる時は、1つの画面を何人かで見てもらう事もできます。
録画もやろうと思ったら
僕はFPV映像の録画は別のモニタでやっているので必要なかったですが、ゴーグルで見ている画像をそのまま録画してくれるDVR機能が付いた上位機種もあります。
録画ができると、YouTubeにアップもできます。自分の飛びを見返す事もできます。
(ドローンレースでうまくなるには自分の飛びを見返すのが効果的だそうです。)
という事で、EV800は自分用として初めてゴーグルを買う人にとりあえずこれ買っておけばOKと言えます。
2017年7月からドローンやってます。
タイニーフープのFPVにハマってます。