F1の本から学ぶドローンレース (1)マシンの状態を意識する
2018/12/31
「FPVレースに大事なものは想像力」
前回の記事で初心者の方向けに「FPV前に一瞬だけ目視飛行」するアドバイスをしました。
これによって「スロットルの加減」と「飛んでるのはドローン(自分じゃない)」を意識付けができるので良いと書きましたが、「飛んでるのはドローン」と意識付けするメリットについてもう少し。
昔、僕がFPVを始めて間もない頃、下手くそで上手くなりたいと思っていた頃、上手な人のアドバイスや練習方法を読みたいと思い本を探しました。
「ドローンレース」という本も読みましたが、残念ながらテクニックについては書かれていませんでした(少なくとも当時の号には)。
そんな僕はF1レースの本を買いました。
同じレースなので何かヒントがあるだろうと思ってです。
(変わった奴だと思ってくれて構わないです笑)
当時コーナリングで悩んでいたのでコーナリングのテクニックが読みたかったし、メンタルについても「F1レーサーはどんな気持ちでレースに臨んでいるのだろう」と興味がありました。
で、まだ全部は読んでいないのですが、いきなり第一章から参考になる事が書かれていました。
それは「自分のマシンの状況を常々意識する」という事。
例えばF1レースだと「ブレーキ踏むとリアが軽くなるから・・・」や「コーナリングで最も荷重の掛かるタイヤとそうでないタイヤの不均衡でスピンが起こるから・・・」等と書かれてました。
(この本、読んでて面白いです。)
ドローンだと、どれだけ傾いているかや、上昇または下降しながら進んでいるか等。
(他にも、FPVの熟練度レベルによって変わると思います。)
ドローンの場合、実際に乗っているわけではないので、マシンの状況を意識、想像しながら飛ばす良いと思います。
段々スムーズに飛ばせるようになってくると思います。
付け加えてもう1つ。
目の前のコーナー(ストレート)の事を考えることは当然として、その先まで想定して飛ばすともっと滑らかに飛ばせると思います。
FPVレースに大事なものは想像力だと思います。
僕が買った本、読んでみたいですか?
2017年7月からドローンやってます。
タイニーフープのFPVにハマってます。