F1の本から学ぶドローンレース (3)メンタル
「衝動」
ドローンレースで速く飛ばせるようになりたいと思っていた去年の12月。
当時ドローンレースのテクニックが書かれた本やWebサイトはなかった(かと思います)。
それで僕が買ったのがF1の本です。
これまでにテクニックやレースで意識する事などを書いてきました。
今回は精神面について。
わずか5ページの 間に為になることがギュッと詰まってました。
マッスルメモリー
歩く時、無意識で体が動く。
このように自動的に体の動きが筋肉に記憶される、これがマッスルメモリーとい う考え方です。
マッスルメモリーには21日(=3週間)掛かるそうです。
僕は去年の年末に古民家ステージに通い詰めましたが、この時にFPVドローンの飛ばし方がマッスルメモリーに記憶されたんじゃないかと思います。
ドローンやFPVレースを始めたばかりの人で「なんだこれ無理」なんて思ってしまった方は3週間頑張ってみてください。必ずできます。
(今僕が苦戦しているAirモードもあと14日位練習すればうまくなるのかな)
ゾーン
パーフェクトな運転とは、頑張らなくても良い状態である。イメージを追いかけるだけの作業だ。(本より抜粋)
マッスルメモリーができた上でもレース中にはあれこれ考えてしまうものです。
ゾーン状態は意識して考える状態ではなく純粋な集中と意思のみ、そして忘れがたい悦びがやってくるとのこと。
ゾーンの状態になるとスピードがゆっくりに感じられ、判断や操作に余裕ができる。
著者のミハエル・クルムの奥さんでもある伊達公子さんのコメントも掲載されていて、テニスをしていて相手のボールがゆっくり見えたり、どこに飛んでくるかがわかったそうです。
(ここまで読んで伊達公子さんが奥さんだとやっと気付きました笑)
多くのレーシングドライバーが「ドライブしている時だけ生きてる実感を味わった」と語ったそうで、ゾーンに入る秘訣は瞬間を楽しむ事なのかと思いました。
今回は以上です。
みなさん2019年もドローンを飛ばせる事に感謝して楽しみましょう!
2017年7月からドローンやってます。
タイニーフープのFPVにハマってます。