羽咋ドローンズ

石川県羽咋市で活動中のドローンチーム。

中華フープ

中華フープのFC 頼みの綱はBETAFPV!

今は無き初心者向け名機Eachine E011。諦めずに再販に向けての要望出しは続けたいと思ってます。
前記事でも触れたように、Eachine E011系(Bayangプロトコル、1Sブラシモーター用)フライトコントローラーのパーツ売りは見当たらず、入手困難な状況です。となると代替え品があればとなるわけですがあります。

・BETAFPV Lite Brushed Flight Controller

このFC、Bayangプロトコルである事をちゃんとうたった上で販売されていますので、お手持ちのコントローラー(E011付属のものも含めて)でバインドが可能です。

また、こちらも海外通販ですが、

・BoldClash BWhoop B03 pro Receiver Board B03 Pro-03

どちらもRTFセット価格の半分に相当するのですが、「それなりの価値はある」と思います。今となっては…。

さて、軽く注意事項です。

7mmブラシフープには、大きくわけて2つの系統があります。それは、バッテリー形状の違いが、フライトコントローラーの取り付け方の違いに繋がっています。

1.中華フープ(E011、E011C、H67など。)

座布団型のバッテリーを使用します。フライトコントローラーの固定は機体前側、後ろ寄りの2箇所を座金付きネジで行います。

2.TinyWhoop(BETAFPVのブラシモータータイプなど。)

スティック型のバッテリーを使用します。フライトコントローラーの固定は機体のダクト内側4箇所をダンパー(ゴムパッキン)と座金付きネジで行います。

それぞれサイズ的には同じなのですが、実は取り付けには互換性がありません。

  • TinyWhoop用FCを中華フープフレームに取り付ける際は、フレームの加工が必要。
  • 中華フープ用FCをTinyWhoopフレームに取り付ける際は、FCの加工が必要。

となります。しかしなんとBETAFPV Lite基盤は、TinyWhoop用フレームでも中華フープ用フレームでも取り付けられるというメリットがあります!
下の写真はBETAFPV LiteをEachine E011のフレームに取り付けた例です。前と左右の3箇所を、BETAFPV Liteに付属してきたダンパーとネジによって固定します。

裏側。フレーム後ろ側のネジ受けがギリギリで基盤を交わしてくれています。ダンパーを取り付けずに直接ネジ留めしますと、ここが当たってしまいますので、取り付けはダンパーを必ず噛ませましょう。

これで座布団型バッテリーな方もまだしばらくは大丈夫?

最近ではHV Lipoの方が市場に出回っており、Amazonでも比較的安価に購入可能となってきてます。これを機にスティックタイプのバッテリーへとシフトされる事をおすすめします。

ですが、まだまだ座布団型のバッテリー在庫がある方は、そのバッテリーの寿命が来るまでは使い続けていたいもの。そこで「どちらでも使える」ようにフレームのバッテリーホルダー部の前側を切り取って、下の写真のようなスポンジを用意し、付け外しするというのはいかがでしょうか。

こちら、かつては製品として発売されていたものなのですが、今ではどうも販売されていないみたいです。百均などでスポンジ板をカッターなりで切って作ってしまえば良いと思います。

これで座布団型だろうが、スティック型だろうが、どちらでも使用可能になります。

かつては総額1万円でなんとか始められた中華フープソリューションですが、時代は変わってしまって最低でも3万円くらいからのスタートとなりそう。中国メーカーも、安い商品を数うるよりも、高い商品を数売ったほうが良いと考えているのか、低価格製品に対するこちらの要望には逃げ腰気味です。

私達は、それでもなるべくはお財布に優しいソリューションを、今後も紹介できればと頑張ろうと思っています。

 


瓦屋です。屋根調査をドローンでしたかったのがきっかけでドローンを始めるも気がつけばドローン屋と言われる事が多くなっています。

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